2017年4月14日(金)
東京時間のお昼前後にチャートを見てたんですけど、ぜんぜん動きがなかったし、ヨーロッパとアメリカはイースター休暇で、夕方以降も閑散相場になる可能性が高いことから、今日はトレードしませんでした。
トレードしなかったんなら、日記を書かなくてもいいかと思ったんですが、トレードしなかった理由というのも初心者の方には参考にして頂きたいと思ったので書くことにしました。
まず、下(↓)のチャートを見てください。
僕が昼間見ていた時間帯のドル円の1分足のチャートです。
移動平均線が束になってひたすら横に伸びているのが分かります。
すべての移動平均線がこれだけ密集して、且つ横ばい状態ということは、これより相当以前から明確な値動きがなかったということです。
ローソク足は一見すると激しく上下しているように見えますが、レートの一番上から一番下までがせいぜい10数pipsしかありません。
レンジ相場は超キケン!手出し無用!
僕が初心者だった頃、トレンド相場とレンジ相場の違いすら分からないままトレードを繰り返していました。
ある時はそこそこ儲かり、でも同じことをやってるのに、ある時は損切りのオンパレードでどんどん資金が減っていく、ということを経験しました。
後になって、自分がエントリーしたポイントと利確あるいは損切りしたポイントをチャート上にプロットしてみました。
そしたら、一目瞭然!
勝ったトレードはトレンドがハッキリ出ている相場、負けたトレードはほとんどがレンジ相場だったんです!
この時に気付いたんです。動きのないレンジ相場がいかに危険なものかということを。
なので、
「今日はやめた方が良さそうだなぁ~」
と思い、トレードを控えることにしました。
しかも、今日からイースターなのでヨーロッパとアメリカの債権と株式市場は休みです。
為替市場のメインプレイヤーたちも休みだったりトレードを控える人が多いかもしれません。
実は参加者の少ないマーケットはけっこう危険で、閑散相場→レンジ相場が形成されやすいんです(クリスマス休暇がその典型)。
あるいは、閑散相場を狙って特定の筋が仕掛的な動きを仕掛けないとも限りません。
そうなったら、通常のチャートのセオリーが通用しない相場になってしまいます。
要するに、今日は危険がいっぱいな、勝つのがすごく難しい相場だということです。
FXは確率のゲームです。
勝つ確率が低いと分かっている日は、
「トレードしない!」
と決意しましょう!
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