硬い岩盤(サポレジ)を拠りどころに確率の高いトレードをした

2017年5月19日(金)

僕は東京時間のお昼前後にトレードすることが多いんですが、それは、過去の自分のトレード成績を振り返ると、この時間帯が最も勝率が良いからです。

勝率が高い理由は明確です。
東京時間のお昼前後が、

「最も波乱要素が少なく、チャートが基本通りの動きをしやすい、ということです」

人によっては、

「東京の昼なんて、一番動きの悪い最も効率の悪い時間帯じゃないか」

と、思われる方も多いと思います。
確かにボラは出にくいです。大勝ちも難しいかもしれません。

でも、僕の場合は最初から大勝ち狙いはしませんし、それよりも、指標発表や要人発言などで、チャートがセオリーを無視して動かれる方が「困る」んです。

僕は直感に頼るようなトレードはせず、ただひたすたチャートの基本に忠実に確率の高い方にポジションを作るので、マーケットが自分に理解できない動きを始めたとたん、どうしていいか分からなくなるんです。

特にロンドン勢が入ってくる時間と、ニューヨークの指標発表がある時間が苦手で、その時間帯のトレードは避けるようにしています。
もっとも、雇用統計のように、始めから「動いて戻る」ことが分かっている相場は、利用させてもらってますが。

以上が、僕がいつも東京時間にトレードしてる理由です。

で、今日もチャートのセオリー通りに忠実にトレードしました。
主なトレードを、下(↓)のドル円の1分足チャートにプロットしました。

2017年5月19日ドル円の1分足チャート

2本ある赤い水平線の下側のライン。
今朝チャートを開いてから、このサポートレジスタンスラインまでレートが下がってくるのを、ずっと待ち続けてました。

あ、そうそう。僕はトレードとは「ワナを仕掛けて待つ漁師のようなもの」と思っていて、それに関する記事も今度書いてみようと思ってます。

まぁ、それはともかく、過去に効いていたサポレジラインというのは、トレードの手掛かりとして非常に便利な存在で、サポレジの上なら「買い」、サポレジの下なら「売り」。これを繰り返すだけで、たぶん勝てます。

もちろん、1回1回のトレードは独立したもので、どちらにレートが動くかは分からないんですが、何度もこれを繰り返して母数を多くすれば、「大数の法則」が働き、期待される数値に収斂していきます。

なので、待っていたサポレジラインまでレートが降りてきてくれた時は、「ごっつぁんです!」という感じで買いエントリーしました。

初心者の人は、

「こんなに急激に下がって来た場面でよく買えるなぁ」とか、「怖くないのか?」と思うかもしれませんよね。

確かに怖い部分もあります。
サポレジラインが機能せず、一気に下にブレイクする可能性もあるわけですから。

でも、岩盤のように硬かったサポレジラインを割って来たのなら、持っていたロングは迷わず損切りです。
ということは、買ってから損切りまでが非常に近いので、大したマイナスにはなりません。

また、岩盤のように硬かったサポレジラインを割って来たのなら、ドテンでショートを仕掛ける場面とも考えられます。
以前、「水平線(サポートレジスタンスライン)は猛烈に重要!」で書いたようにサポートラインは転じてレジスタンスラインになり得ますから。

実際、今日の最後のトレードは拠りどころにしてたサポレジラインを割って来たので、ショートで取ってます。

なので、考え得る戦略が幾通りもあるという意味で、それほどサポレジ付近は恐怖心なくトレードできるシチュエーションだと思います。

2017年5月19日本日の収支+17,153円

とりあえず「トレード日記」の目標額は達成したので、この後は好きにトレードを楽しみます(笑)

本日の収支は、+17,153円でした。

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名前:麦 恵成(バク ケイセイ)
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職業:FXトレーダー兼ファイナンシャルプランナー。元先物取引会社勤務。現(株)エンスージアズム代表取締役。
自己紹介:トレーダー歴はトータルで約20年になります。
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