2017年6月19日(月)
FXに限らず、ダウ先物でも225先物でも、僕がトレードする際の根拠にしてるのは、サポートレジスタンスライン(水平線)と移動平均線です。
前回つけた高値と安値に引いたサポレジラインは、レートが方向転換する可能性が非常に高いポイントです。
また、移動平均線も同じように「節」となることが多く、特に4時間MAや75MAといった「メジャー」な移動平均線ではその傾向が強くなります。
一方、サポレジと移動平均線以外を頼りにトレードするケースとしては、「ドルが強かったので、ただ後を追いかけた」「真空地帯は「仮想の天井」を基にほぼプライスアクション」で書いたように、ローソク足の動きを見て判断するプライスアクションがあります。
ただし、プライスアクションはマーケットに明確な方向性がある時は有効ですが、あくまで「勘」なので、よほど自信のある場合以外、基本的には使いません。
トレードとは、先のわからないものに対して「賭ける」行為なので、根拠が曖昧な勘に頼らず、過去の事例(チャート)が確率の高さを証明している場面でのみエントリーすべきです。
今日のトレードは、その「可能性が高いと考えられる場面」だけでエントリーしています。
下の画像は今朝のドル円の1分足チャートと売買譜です。
最初のエントリーは、ずっと上昇してきたレートが、長い陰線をつけて急落してきた場面です。
本当は、赤いサポレジラインまで下がってくるのを待って買いエントリーしたかったんですが、黄色の75MAがすぐ上を走っていたことから、「サポレジまでは下がらないかも」と思い、75MA付近から買い下がりました。
利確は、ちょっと早かった気もしますが、急落直後だけに早めに逃げることにしました。
その次のトレードも、狙っていた通りサポレジラインまで下がって来てくれたので、ロングで入っています。
ただし、黄色の75MAと緑の100MAを割って来たことが気になったので、長めの陽線が止められたところで利益確定しました。
最後のエントリーも、やはりサポレジラインまで下がったところでロングしています。
このトレードの利幅が、先の2回よりも小さくなっているのは、ローソク足のカタチが徐々に上値を切り下げてきていることと、75MAと100MAを完全に下回ってきたことから、「下方向へのリスク」が高まってきていると判断した為です。
最初のトレードでエントリーした時点では、「絶好の押し目買いのチャンス」といったチャートだったのですが、その後の値動きの経過から下方向へ「形勢逆転」の可能性が出て来たので、あとの2回のエントリーは、それを意識しつつのトレードとなりました。
サポートレジスタンスラインが常に効くというわけではありませんが、「効く確率が高い」ことは間違いありません。
今日もいつもと同じように、その確率が高いことだけを繰り返しました。
本日の収支は、+13,302円でした。
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