FXを諦めるタイミングは?【僕は未練があり過ぎて止められなかった】

僕は、過去に何度もプロトレーダーになる道を諦めそうになったことがあります。
トレード日記」で毎日利益を積み重ねているのを見てくれている方には、意外かもしれませんよね。

でも、本当のことなんです。
プロトレーダーに憧れ始めた僕のトレード人生は、実際は、ただひたすら負け続ける毎日でした。

好きで始めたトレードでしたけど、負け続けの日々の中で、「相場から自分の才能のなさ」という現実を、嫌というほど突き付けらていました。

と同時に、何年もかかって必死に貯めたトレード用の資金が、ごく短期間のうちにどんどん減っていくという、辛い現実を目の当たりにしていました。

「もうダメなんじゃないか」「自分にはトレーダーの才能なんてまったくない」「そろそろ諦めて、他の人生を考えた方がいいんじゃないか」

そんなことばかりが、頭をよぎるようになっていきました。

FXを諦めるタイミングは?

FXを諦めるタイミングは?

かつての僕と同じように、今、辛い思いをしているトレーダーの方は、たくさんいることと思います。

中には、お金があり余っていてFXを始めた人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は、僕と同じようにお金がなく、だからこそ、

「お金を増やしたい」「お金に困らない人生を歩みたい」「パッとしない人生を変えたい」

そんな思いから、FXや株を始める人が多いのではないかと思います。

にもかかわらず、相場の世界というのは、貧しい人たちから大切な資金を容赦なく奪っていきます。

FXが、現実のお金を賭けてトレードするものである以上、勝てないのであれば、いずれどこかの段階で「FXを諦める判断」を迫られることになるでしょう。

それが現実でしょうし、毎日、お金を減らしていくトレーダーに、無責任に「もっと頑張れ!」などと言えないことは、僕も十分に理解しています。

でも、僕にはみなさんがこれまで、「どれほどの思いでFXに取り組んでこられたか」、「どれほどの努力をFXに捧げてきたか」、同じ思いを経験してきた者として、痛いほどによく分かります。

諦めることはいつでも出来る、勝てるようになる工夫をして欲しい

諦めることはいつでも出来る、勝てるようになる工夫をして欲しい

僕の場合、FXを始めた直後は失敗ばかりしていました、資金がどんどん目減りしていく中で、

「このまま同じことを続けても、お金を失っていくだけだ」「なんとか違う手法を考えないと」

と考えるようになりました。

そこで取り組んだのが、「デモトレード」です。
幸いにも、FXには、ほとんどの業者に「デモトレード口座」というものが用意されていて、リアルのトレードとまったく同じ環境でトレードの練習や、いろいろな手法を試すことが出来るようになっています。

僕は、勝てるようになるまでデモトレードを徹底的に活用しました。そして、どうやったら勝てるようになるのかを常に工夫してきました。

もし、みなさんがFXで勝てなくて悩んでいるのなら、ぜひ、僕と同じようにデモトレードを活用することをお勧めします。

資金の目減りを心配することなく、デモトレードで練習を重ね、データを検証することで、きっと、新しい「何か」を発見できることと思います。

リアルトレードとデモトレードとの違い

ただし、当然のことながら、デモトレードでは実際のお金は動きません。
そのために、リアルのトレードとは、トレーダーにかかるプレッシャーがまったく違うのです。

プレッシャーがかかった状態でのトレードは、心が動揺するので、その人の本当の実力を発揮することが難しくなります。

なので、デモトレードで勝てるようになったからといって、すぐに「リアルのトレードでも勝てる」と思わない方が良いことだけは留意しておきましょう。

僕はFXに未練があり過ぎて止められなかっただけ。それが皆さんの励みになれば

僕はFXに未練があり過ぎて止められなかっただけ

僕は、FXのリアルトレードを始た直後に資金の大半を失う大失敗を経験し、そのあと、デモトレードを徹底的に活用した結果、「自分なりの勝ちパターン」を見つけることが出来ました。

ですので、以前の僕と同じように勝てない時期を過ごしているトレーダーの方には、デモトレードで経験と検証を重ねて、ぜひ、

「それぞれの『勝ちパターン』を発見してもらいたい」

と思っています。

最後に、正直なことを言うと、僕ほどトレードの才能がない人間は、本来ならもっと早くこの道を諦めるべきだったのかもしれません。

というのも、僕は、今のようにコンスタントに勝てるようになるまでに、株とFXで合計数百万円、期間としては10年近く、マイナスを垂れ流し続けてきたんです。
大切な生活資金を、あるいは老後にとっておくべき資金を、株とFXで失い続けてきました。

そんな「ダメなトレーダー」だった僕が、結果として今、FXで生活できるようになったのは、カッコよく言えば「努力」なのかもしれませんが、実際のとことは、

「FXが好き過ぎて、諦められなかった」だけなんです。
勝てるようになった今思うのは、僕に「トレードの才能なんてまったくない」ということです。

成績からみれば、とっくに諦めてないといけないはずなのに、FXを好きな気持ちが強過ぎて、単に、諦めるべきタイミングが掴めなかったんです。

そんな優柔不断な理由から、いつまでもトレードを続けていたら、偶然にも「いつの間にか勝てるようになっていた」というのが、実際のところなんです。

僕の自慢にもならない経験が、みなさんのお役に立てるかどうか分かりませんが、FXで負け続けた経験を持つ者として、今現在、同じ悩みに直面している方には、僕の愚かな経験がなんらかの励みやヒントになればと思って、ここまで書いてきました。

ぜひ、みなさんがFXで勝てる日が来ることを、心の底から願っています。

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名前:麦 恵成(バク ケイセイ)
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職業:FXトレーダー兼ファイナンシャルプランナー。元先物取引会社勤務。現(株)エンスージアズム代表取締役。
自己紹介:トレーダー歴はトータルで約20年になります。
主戦場は為替。他にダウ先物・225先物・原油先物など。
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