2017年5月24日(水)
今朝チャートを開いたら、ドル円が急上昇してました。
実はトレードを終えた今も、ドルの上昇の原因が何だったのか知らないんです。
僕はFXに関しては投資家ではなくトレーダーなので、細かな理由を詮索することはしません。
どのみち情報を知った時には、もう相場は動いた後ですし、知ったところで今後チャートがどっちの方向にどれだけ動くかなんて分かりませんから。
どうせ分からないんだったら、余計なことで頭を悩ますよりも今動いてるチャートに合わせて反応する方が、理にかなった行動だと思っています。
ただし、単なる「反応」ではなく、ちょっとだけコツがあります。
で、今日僕がトレードしてた時のドル円の1分足チャートが下(↓)の画像です。
見始めたのが、ちょうど赤い水平線を上にブレイクするところでした。
このサポレジラインは、4時間ベースの高値になっている「かなり手強い節」なので、これを一気に上抜けたのはちょっと意外でした。
僕はこういうチャートはあまり好きじゃないんです。
というか苦手です。
なぜなら、4時間ベースの高値を抜けて来たということは、
「直近ではこの水準での取引がなかった」
ということです。
ということは、当然手掛かりとなる「節」もないわけです。
普段、サポートレジスタンスラインと移動平均線を頼りにトレードしてる僕としては、節のない「真空地帯」でのトレードは、夜道をライトなしでドライブしているようなもので、かなり難しいことなんです。
ではなぜ、難しいにもかかわらすこの場面でエントリーしたかというと、ドル円の上昇が相当急ピッチだったことと、
「東京時間で4時間ベースの高値を超えてどんどん上値を追うようなエネルギーはないんじゃないか?」
と判断したからです。
なので、僕が売りエントリーした直前の高値を
「仮想的な高値」
と仮定し、ショートしました。
この、とりあえず目印として設定する「仮の天井(底)」がコツで、これがあるかないかだけで、暗闇のドライブがかなり楽になります。
その後、「上ヒゲ」で上に伸びた時は、ロスカットの準備をしましたけど、一瞬で戻って来たので、「これは崩れるかも」と思い持ち続けました。
結果、予想通りになってくれたので、今日は「一撃」で目標額に達しました。
もっとも、オセアニア時間で上値追いした後、東京時間で戻されるというのは、けっこうよくあるパターンなので、別に僕の読みが優れているとかではないです。
いつもチャートに張り付いて見てる人には分かる、典型的な値動きだったように思います。
その後は、サポレジラインを拠りどころにスキャルピングを何度か繰り返して、目標額にほんのちょっと利益を上乗せできました。
本日の収支は、+13,691円でした。
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