2017年5月26日(金)
今朝はどの通貨ペアもまったく動きがなくて、まるで年末年始がゴールデンウイークのようなボラなしレンジ相場でしたけど、突然、円が全面高の展開に入っちゃいましたね。
もう今日はトレードを休もうと気を抜いてたら、突如一斉に円が買われ始めたので、結局トレードすることになりました。
ブルームバーグの記事では、「イギリスの政治懸念や原油安が原因でポンドや資源国の通貨が売られた結果、円が高くなった」とありますけど、どうなんでしょう?
まだロンドン市場が開いてもない時間帯に、いきなりイギリスの政治懸念で円が買われるんでしょうか(笑)?
記事を書く人は、こじつけだろうがなんだろうが理由を探してきて、もっともらしく書かないといけないんでしょうね。
まぁ、僕たちトレーダーにとっては、動いてる理由なんてあまり気にする問題じゃないです。
それよりも、せっかく動きが出たんだから、そのチャンスを生かすことに集中しないといけません。
ただし、レートが急激に動いている最中は、チャートの論理が機能しないことが多いので、安易に手を出すのはリスキーです。
一方、ある程度動きが落ち着いたあとは、反発の可能性が高いのでチャンスでもあります。
下(↓)画像は、円が急騰(ドルが急落)した前後のドル円の1分足チャートです。
閑散相場の時って、油断してるとこういう急落とか急騰することがあるんですよね~。
GW期間中の5月5日のトレード日記に、「ドル売りポジションを買い戻した直後にドル円が急落!」と書きましたけど、この時も薄商いの相場を狙い撃ちするような、異常な値動きを見せてました。
で、今日の急落の最中、僕はレートが下げ止まるのを待っていました。
そして、最初にエントリーした場面が一番左の黄色い○です。サポレジラインとサポレジラインの真ん中辺りでした。
こういう中途半端な位置は、本来だったら買いも売りもすべきでない場所です。リスクリワードが合いませんから。
ただ、円の急騰という通常ではない状況なので、いったん下げ止まって、たくり足(ローソク足に下ヒゲがついたカタチ)が出たところでロングしました。
数分後には含み益が5千円ぐらいまで行ったんですが、「この程度の反発じゃないだろう」と思って持ち続けたら、すぐにまた下がって来ちゃったので、このポジションは仕方なくチャラ逃げしました。
2度目のエントリーは、画像の一番下に引いたサポートレジスタンスラインに当たって下げ止まったところです。
この節は、昨夜のニューヨーク時間で、かなり長い間揉み合いが続いた価格帯なんです。
なので、下げの勢いはたしかに凄かったものの、「このラインはそう簡単には抜けないんじゃないか」と考えて、逆張りの買いを入れました。
途中、何度か下に崩れそうな気配を見せたので、「もうダメか~」と損切りの準備をしてたんですが、運よく上昇に転じてくれて、1日の目標額1万円に届いたところで利益確定しました。
本当は、次のサポレジラインまで持ってたかったんですけど、緑の100MAで頭を押さえられる格好になってたので、安全の為にも利確しておきました。
今日は半分トレードしないつもりでいたので、円の急騰はラッキーといえばラッキーでしたが、ひとつ間違うと大きな損を出してもおかしくない、危険な相場でもありました。
本日の収支は、+10,564円でした。
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