2017年6月14日(水)
今夜のFOMCを前に為替市場はまったく方向感のない展開ですね~。
いつも言ってますけど、こういうトレンドの出ない相場は、本来は手出ししない方がいい相場です。
僕にとっても、もちろんそうなんですが、昨日も用事で「トレード日記」を休んでるので、「ちょっとでも獲れる可能性があるならエントリーしたい」と思いながらチャートを眺めてました。
下(↓)のドル円の1分足チャートを見て頂ければ分かるように、移動平均線が密集した状態で、なおかつ真横に進んでいます。
これは為替レートが上にも下にも行けない、典型的な「レンジ相場」のカタチです。
初心者トレーダーがこういった相場に手を出すと、
「買ったら下がり、売ったら上がる」
という最悪の展開になることが多々あります。
しかも、中にはそんな状態にイライラし、やたらとポジションを取りまくる「ポジポジ病」にかかってしまう人もいるかもしれません。
なので、トレードしないに越したことはないんですが、あえてエントリーするとしたら、下のチャート画像にプロットしたような、
「少しのサヤをコツコツ抜く」
スタイルが最も適しているように思います。
レンジ相場で長く持っても、どうせ戻って来てしまいますからね。
ということで、今日は小さな利幅を確実に獲っていくトレードに徹しました。
その結果、1日の目標額に達するまでに、いつもよりトレード回数は多くなっています。
最初のエントリーは、赤いサポレジラインから反発上昇したローソク足が、密集した移動平均線にぶつかったところです。
この段階の5分足と15分足のカタチが、なんとなく下に行きそうだったので、
「ローソク足が移動平均線の束まで上がってきたら逆張りでショートしよう」
と待ち構えてました。
利確は本当はサポレジでしたかったんですけど、その手前ではね返されたので粘らずに確定しました。
2番目のエントリーは、長期足のカタチから僕自身の「目線が下」だったので売り上がりました。
途中、含み損になってますが、MAの束を超えない限りロスカットするつもりはありませんでした。
ただし、含み損からのプラ転なので、安全の為にいったんチャラ逃げしています。
3番目のエントリーは、その続きといった感じでショートし直しました。
で、サポレジラインに当たったところで利確したんですが、「まさかその直後に大きく下にブレイクするとは!」
通常の相場ならブレイクを期待してポジションを持っておく場面でしたけど、「今日はレンジが続くだろう」と思ってさっさと利食ったら、完全に読みが外れましたね。
最後の2つのトレードは、急落からの逆張りでなのでリスクも高かったんですが、「FOMCを前にレートが一方方向に走る可能性は低い」と判断しロングで入りました。
もっとも、強い反発も信じてなかったのでスキャルピングで細かくpipsを稼ぎました。
本日の収支は、+10,737円でした。
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