2017年6月15日(木)
昨夜9時30分からのドルの急落はすさまじかったですね~。
普段その時間にチャートを見ることはほとんどないんですけど、FOMCを前にレートがどう動くか興味があったので、たまたまチャートを見てたんです。
そしたら、予想外に9時30分の指標発表でいきなりの暴落…。
FOMCを控えてるので、経済指標にそこまで反応しないかと思ってたんですが、とんでもなかったですね。
それより、ポジションを持ってなくて良かったです。
僕が基本的に東京時間しかトレードしないのは、こういうことがあるからなんですよね。
経済指標とか要人発言とか、なにが起こるか予想できないし、チャートが機能しない状態ではなにを拠りどころにトレードしていいか分からないですから。
で、今日のトレードです。
下の画像が、僕がトレードしてた時間帯のドル円の1分足チャートです。
昨夜の急落のあと、深夜3時のFOMCで利上げが発表されたことで、下げた分の3分の2ぐらい戻して東京市場に帰ってきました。
今朝はいつもよりボラティリティはあった方ですが、まぁ、東京時間は普段と変わらない相場でしたね。
なので、僕のトレードもまったくいつもと変わりません。
最初のエントリーは、上昇してきたレートが赤いサポレジラインと黄色の75MAと緑の100MAに当たったところで逆張りのショートをしてます。
「節」となりそうな条件が3つも重なる絶好のチャンスだったので、この数分前から
「まだ我慢しろ!もっと引き付けろ!」
と、はやる気持ちを抑えながら仕掛けるタイミングを待ってました。
結果から言うと、この最初のトレードだけで1日の目標額の1万円に届きました。
仕掛けのタイミングも、利食いのタイミングも珍しく完璧でした。
が、しかし、これもよくあるパターンなんですが、上手く行ったトレードのあとは下手なことをしてしまうんです。
2番目のエントリーは、反発してきたレートが75MAを超えて来たことを理由にロングで入りました。
ただ、1回目のトレードの根拠3つに比べて、今回はひとつしか根拠がないにもかかわらずエントリーしてしまったんです。
その分、ポジションサイズはすこし小さくしてるんですが、やっぱり良いトレードをしたあとの「驕り」があったのでしょう。
こういうことをやると、必ず「マーケット様」から罰が与えられます。
この慎重さに欠けるエントリーは、ロスカットで終わりました。
最後のトレードは、これも実はあまり褒められたトレードではないです。
直前のロスカット分を取り戻したいという「邪心」が、エントリーのタイミングを狂わせています。
本来は、もっと反発してくるところを引き付けて「売り上がる」のがベストなんですが、反発を待たずに仕込んでしまったので、結果、含み損の時間が長くなってしまいました。
利確については完璧で、決済した位置を転換点にして、このあとドル上昇していきました。
ということで、今日は最初のトレード以外は「やらなくていいトレード」でした。
上手なトレードのあとほど、気の緩みから「下手をうちやすい」ということを改めて認識させられました。
本日の収支は、+12,178円でした。
おすすめ記事海外業者でFXを始める手順【元先物トレーダーが解説】
おすすめ記事プロトレーダーが実戦で使っているFX会社