2017年6月29日(木)
今日は用事があってFXのトレードが出来ないので、おととい仕込んでおいて昨日利確したWTI原油先物のトレードを紹介したいと思います。
僕は基本的に、FXの短期トレードと現物株の高配当銘柄の長期投資を「2つの柱」にしているんですが、それ以外にも、たまにダウ先物、225先物、原油先物などを手掛けることがあります。
ちなみにダウというのは、ニューヨーク証券取引所に上場している主要30銘柄の平均株価のことで、225というのは東京証券取引所に上場している主要225銘柄の平均株価、いわゆる日経平均と呼ばれているものです。
で、それらの先物、つまり指数(現物ではなく単なる数字)の取引をしているわけです。
かなり端折った説明ですみません…。
これらのトレードををする際には、自分なりのルールがあって、必ず相場が数日から数週間にわたって急落したあとにエントリーするようにしています。
なぜかというと、これらの「銘柄」は、値動きやスプレッドの厚さから、FXのようなデイトレードやスキャルピングトレードには向かないと僕は思っていて、その結果、スイングトレードという数日ないし数週間程度保有するトレードスタイルが適している、ということがあるからです。
数日から数週間の保有を前提にポジションを取るのであれば、エントリーの条件となる「押し目」も、数日から数週間の動きをもとに判断するべきだと考えるのが妥当です。
なんて説明すると難しく聞こえるかもしれませんが、要は、
「数日かけて下がった相場なら、値を戻すのにも数日かかるだろう」
ということです。
もちろん、高値を追って利益を上げるスイングトレーダーもいるので、僕のやり方がすべてではありませんが、僕の普段のFXのトレードがそうであるように、「下がって(上がって)来たところを待ち伏せして逆張りする」トレードが得意なので、スイングトレードでも同じような考え方でエントリーする場面を考えています。
で、ここ数日のWTI原油先物の値動きが、まさにその条件にハマる状況だったんです。
下(↓)がその日足チャートです。
ね、入りたくなるカタチだと思いませんかぁ?
上(↑)の黄色で囲んだ部分を拡大したのが、下(↓)の15分足チャートです。
普段FXをするようにはずっと張り付いていられない相場なので、FXトレーダーから見れば、「エントリーのタイミングも、エグジットのタイミングも雑だなぁ」と思われるかもしれません。
僕もそう思います(笑)が、トレード期間が長くなればなるほど、底で買って天井で売ることが難しくなるものです。
一番上の日足チャートを見ても、まだまだ反発しそうな気もしますし、単なる下げ基調の中の小反発のようにも見えます。
いずれにせよ、これだけの急落のあとだけに、数ドル程度反発する可能性がかなり高いと判断しエントリーしました。
また、下(↓)の売買履歴にあるように、一度に全部買わず、細かくロットを分けて「買い下がり」ながらポジションを作っています。
利確はチャートのカタチよりも額面で決めました。
結果から言うと、原油価格はこのあといったん下値を試し、再度上昇して僕が売った値段の少し上まで戻って来ています。
ということで、今日は原油先物のトレードをお見せしました。
トレードスタイルに多少の向き不向きはあるかと思いますが、基本的なトレードの考え方はFXと同じです。
本日の収支は、+100,235円でした。
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