2017年9月4日(月)
今日のトレードは、以前からの課題だった、
「ロスカットポイントの修正」
を実施し、結果的にそれが上手く機能してくれたトレードとなりました。
この「トレード日記」を見てくれている方はご存知のように、僕のトレードスタイルは非常にシンプルで教科書的な手法です。
難しいことは一切してません。
これは、トレードの才能がこれっぽちもない(笑)、
「自分のような人間でもなんとか勝てる方法はないか」
と、あらゆるトレード手法を試した結果、「これが一番いい」という結論に達したものです。
習得するのに多少の勉強は必要ですが、才能がなくても勝てます(笑)。
ただし、この教科書的なトレードスタイルにはひとつ欠点があるんですね~。
それは、
「ロスカットポイントが誰が見ても分かるポイントにある」
ことなんです。
あまりにバレバレなために、過去に何度も、
「強者たちのロスカット狩りの餌食」
にされてきました。
いや、それでも良いんですよ。たまに刈られたとしても、トータル収益がプラスなんですから。
でも、課題が明らかに見えているのに改善策を考えない手はありません。
というか、課題を考えることもトレードの楽しみのひとつです。
で、最近ずっと考えていた、
「一瞬、ロスカットポイントまで行き、即、反転するレート」
への対策が今日は上手くいきました。
下(↓)の画像が今朝のドル円の1分足チャートです。
②のトレードがその場面です。
エントリーした根拠はサポレジへのファーストタッチだったことと、一瞬下げ止まり反発しかけたからです。
しかし、レートはするすると下げて行ってしまいます。
青の4時間MAを割り、直近安値も瞬間割り込みました。
この場面。
今までの自分なら、というか教科書的にはロスカットしないといけない場面です。
なので、ロスカットしても決して悪い手ではなく、それどころか正しい行動でもあります。
ただ、僕はこの時、
「明らかにロスカットの逆指値が集中した場所で、ロスカットの連鎖が起きている」
と判断しました。
自分以外のトレーダーの多くが、
「この辺りにストップロスの逆指値を置いている」
ことは明白でした。
だから、僕はロスカットするどころか、逆に買い増そうかと考えていたぐらいです。
結果、レートは急反発しプラ転することができました。
もっとも、本格上昇する力も無さそうだったので、薄利で逃げています。
最後にひとつ付け加えるならば、教科書的にはロスカットすべきポイントでロスカットしないということは、損失を増大させる危険性を当然ながらはらんでいます。
なので、あまりお勧めはしません。
それでも僕がこの手法を採用したのは、トレード回数をこなしていった時に、
「どちらがトータルでプラスになるかという、リスクリワードの考え方」
によるものです。
長期的な確率で勝てる可能性が高いのであれば、目先の損は怖くありませんから。
ということで、今日の3回のトレードの中で、最も利益の薄いトレードが、最も収穫のあるトレードでした。
本日の収支は、+11,914円でした。
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