トレード日誌が学習能力を高める!

ほとんどのFXトレーダーが、毎日のトレード記録をノートに書き込んでいることと思います。
もちろん、実際のノートではなくパソコンでもスマホでも、なんでも構いません。

自分がエントリーしたタイミングを、キャプチャーしたチャート画像の上にプロットし、なぜそのタイミングでエントリーしたのかを、明確な根拠とともに記録します。
エグジット(決済)したポイントも同様です。なぜここで利食ったのか、なぜそこで損切ったのか、明確な理由を他人に話すかのように書き残さなければなりません。

例えば、上昇三角形からレートが上抜けたので買いでエントリーした。とか、買持ちしていたポジションが直近の安値を下回ったので損切った。というように。

つまり、エントリーとエグジットする際は、必ず根拠を示す必要があります。
言い換えれば、明確な根拠がなければ、いかなる場面でもポジションを取ってはいけないのです。

日誌はトレードのギャンブル性を排除し、エントリーとエグジットの根拠を明確にする

日誌はトレードのギャンブル性を排除し、エントリーとエグジットの根拠を明確にする

根拠のないエントリーはただのギャンブルです。
ノートを付けることは、トレーダーの誰もがついやりがちなギャンブル的トレードを未然に防ぐ助けとなります。

トレード日誌の効用は、勝ちトレードはもちろんのこと、それ以上に負けトレードにおいて将来の価値ある財産となっていくことです。
ではなぜ過去の負けたトレードの記録が、先々意味を持ってくるのでしょうか?

それは、往々にして負けた時というのは、

「その時はチャートが示すシグナルが見えていなかった」

ことが多いからです。

普段は見えているチャート上の重要なシグナルが、なんらかの心理的な理由で見えなくなることは、トレードの現場ではよくあることです。

例えば、あるトレーダーが、エントリーの条件として、

  1. ドル円レートが直近の高値を上抜けたら買いでエントリーしようと決めていたとします。
  2. ただし、条件として60MA(移動平均線)が上向いている場合に限る、というルールを自ら設けていたと仮定します。

普段はきちんと事前に決めた条件がクリアされていることを確認してからエントリーしているトレーダーが、負けた時に限ってそれを見過ごして、というより、

「うかつにも、確認したものと思い込んでエントリーしてしまう」

といったことを意外とやってしまいがちです。

勝つ確率が高いであろう「条件」をクリアしていないのにエントリーしてしまっているわけですから、この場合のトレードが負ける確率は当然高くなります。

チャートを見ているのに、実は見えていなかったというのはトレードの現場ではよくあること。それに気付かせてくれるのが日誌

チャートを見ているのに、実は見えていなかったというのはトレードの現場ではよくあること。それに気付かせてくれるのが日誌

僕自身も、特に負けトレードが何度か続いた時に多いのですが、敗因を調べようとその日のチャートを見直してみると、「あれ、なんでこのタイミングでエントリーしたんだ?」「入る条件を満たしてないじゃないか!」と後になって気付くことが何度もありました。

トレーダーは、負けが続くと心が動揺し、「お金を取り戻したい」といった感情で頭がいっぱいになると、普段は見えているものが見えなくなり易くなります。

そんな時、ノートを付けていれば、「自分で決めたエントリーとエグジットの条件」を、その次のトレードではより意識して確認するようになるでしょう。

しかし、もしノートを付けていなかったら、負けた原因に本人は気付かないまま、また同じミスを繰り返す可能性が高くなります。

実際、何度も同じ過ちを繰り返して負け続けている人は、ノートを付けてない人が多く、間違っている自分のクセに気付かないまま「負けトレードの山」を積み上げていってるのです。

進歩するトレーダーは、学習能力が高いものです。
学習能力の高いトレーダーは、平均的な人よりも学習に多くの時間を費やしています。

学習能力は、愚直に学習を繰り返すことでのみ高めることができます。
マーケットで勝ち続ける為には、人並み以上に学習という努力を積み重ねることが肝要です。

プロのトレーダーを目指すのなら、日々のトレードを記録し、分析し、改善していかなければなりません。

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麦 恵成(バク ケイセイ)
名前:麦 恵成(バク ケイセイ)
生年月日:1970年11月8日
出身:兵庫県神戸市
職業:FXトレーダー兼ファイナンシャルプランナー。元先物取引会社勤務。現(株)エンスージアズム代表取締役。
自己紹介:トレーダー歴はトータルで約20年になります。
主戦場は為替。他にダウ先物・225先物・原油先物など。
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