FXトレードに最適な時間軸は?【あなたに合った時間軸で勝ち組へ】

もし、あなたがFXの知識も経験もあるのに、まだ勝てないでいるとしたら、あるいは「トレードの時間軸」が合っていない可能性があります。
元先物取引会社勤務で、トレーダー歴約20年の僕が解説します。

トレーダー仲間との「トレード談議」になると、必ず出てくるのが「スキャルピング派かデイトレード派か、あるいはスイングトレード派か」という話題かもしれません。

儲かっているトレーダー同士の集まりであっても、それぞれのトレード手法は意外なほど一定ではなく、バラエティにとんでいるものなんです。

では、どうしてトレーダーによって、その手法に違いがあるのか?
まず、各トレードスタイルを簡単に説明しておくと、

  • スキャルピング:数秒から数分単位の超短期のトレード
  • デイトレード:数十分から数時間程度の、その日のうちに決済するトレード
  • スイングトレード:数日から数週間のトレード

というのが、おおまかな各トレードスタイルの特徴です。

これらのトレードスタイルは、そのマーケットの特性や、その日の相場環境によっても使い分けたりするテクニカルなものでもある一方、

「ポジションを取ってから決済するまでの『時間軸』がまるで違ってくる」

ことから、その人の性格によって向き不向きがあるものでもあります。

FXトレードに最適な時間軸は?

FXトレードに最適な時間軸は?

一概に「トレードに最適な時間軸は?」と聞かれたら、僕は「ない」と答えるでしょう。
FXの為替市場や株式市場、あるいは原油先物やゴールド市場には、それぞれ「値動きの特徴」があって、それに適したトレードの時間軸があるからです。

ただ、FXに限定して言うならば、「スキャルピングとデイトレード」が適しているように思います。

なぜなら、FXの場合はほぼ24時間マーケットが開いていて、その間に東京時間・ロンドン時間・ニューヨーク時間へと変わっていく間に、「相場つき」も変わっていくからです。

「相場つき」が変化する前に決済してしまう「スキャルピングとデイトレード」の方が、利益を持って逃げやすいように僕は感じます。

一方、新しい経済指標や要人発言などによって、相場の流れが一変するニューヨーク時間を跨ぐスイングトレードは、本来の狙いである「比較的大きな波乗り」がFXの場合難しいので、個人的にはあまり適していないように思っています。

もちろん、僕自身、何度もスイングトレードを試し、各トレード手法による「利益率の差」を検証したうえで、スイングは不利だと感じています。

具体的な数字でいうと、スキャルピングとデイトレードでは、それぞれ73%と70%の勝率があるものの、これがスイングトレードとなると一気に40%台に勝率が落ちてしまいます。

理由としては、東京・ロンドン・ニューヨークとマーケットの流れが変わる中で、同じ方向のポジション(ロングならロング)を持ち続けていても、なかなか「上手くハマってくれない」からです。

ただし、スイングトレードの場合、勝率が悪くても「一発当てれば」利益の幅が大きくなる傾向があるので、単純に勝率だけでは判断できない部分もあります。
もっとも、それはそれで「ギャンブル的要素」が高くなるので、やはりスイングトレードはあまりお勧めできないと考えています。

このように、FX市場において、各トレード手法による、ある程度の有利不利はありますが、実はそれ以上に大切なのは、

「各トレード手法がそれを使うトレーダーの性格に合っているかどうか?」

だと思っています。

なぜなら、人は性格によって、ポジションを長く保有することが苦手だったり、その逆に短期の瞬間的な売買が不得意だったりするからです。

トレーダーの性格によって変わる最適なポジション保有時間

トレーダーの性格によって変わる最適な時間軸

トレーダーが数人集まれば、そのトレード手法も数通りに分かれるわけですが、それは、それぞれのトレーダーが、それぞれの性格を持っているからです。

なので、例えば僕が、株のスイングトレードで大富豪になったBNFさんを真似てスイングトレードを取り入れたとしても、僕とBNFさんの性格が同じでない以上、結果も同じようにはならないということです。

トレーダーにもそれぞれ性格があって、のんびりした人や、忙しく動き回らないと気が済まない人もいます。
この性格の違いが、「最適なトレードの時間軸」を決める要素となります。

もし、FXで思うように勝てないでいる方がいたら、

「あなたの性格と、採用している時間軸(トレードスタイル)が合っていない」

可能性があります。

例えば、僕の場合で言えば、先述のBNFさんを真似てスイングトレードを採用してみても上手くいきませんでしたし、また、スキャルピングで儲けている人を真似て、スキャルパーに挑戦してみても、思うほどには機能しませんでした。

理由は、僕の性格が、スイングトレードに向いているほど悠長ではないし、スキャルピングに向いているほど短気でもないからです。

結局、僕がコンスタントに勝てるようになったのは、スキャルピングよりも少しだけ長く保有する「10分から20分。長くて1時間程度のトレード」を採用するようになってからなんです。

このように、トレーダーには、その人の性格に合ったトレードスタイル(時間軸)があって、そこがズレていると、いくら戦略や戦術を検証しても、なかなか結果には結びつきません。

違和感なくポジションを保有していられるトレードスタイルが、あなたに最適な時間軸。

違和感なくポジションを保有していられるトレードスタイルが、あなたに最適な時間軸。

そこで、あなたに適したトレードスタイル(時間軸)は、どれなのか?
という問いに答える簡単な方法をお話ししましょう。

それは、非常にシンプルなんですが、

「ポジションを取ったあと、あなたが最も緊張せずに、そのポジションを保有していられる時間軸」

が、あなたに最適なトレードスタイルだと言えます。

例えば、もし、あなたがポジションを取ったあと、平気でパソコンを閉じて他のことに集中できるようでしたら、あなたはスキャルピングよりも、もっと長期のデイトレードやスイングトレードといった時間軸が向いています。

逆に、ポジションを取ったあとは、値動きが気になってしょうがない、パソコンを閉じるなんてとんでもない、と感じるようでしたら、あなたは超短期で決済するスキャルピングが向いているということになります。

僕の見るところ、多くのトレーダーが、

「自分の性格に合ってないことに気付かないまま、合ってない時間軸でトレードしている」

ように感じます。

今後、自身のトレードを検証する際には、各種のデータを調べると同時に、あなたが採用しているトレードスタイル(時間軸)についても、検証してみることをお勧めします。

僕の場合がそうだったように、勝ち組への仲間入りの秘訣は、案外、

「自分の性格に合った時間軸を見つけること」

にあるかもしれません。

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麦 恵成(バク ケイセイ)
名前:麦 恵成(バク ケイセイ)
生年月日:1970年11月8日
出身:兵庫県神戸市
職業:FXトレーダー兼ファイナンシャルプランナー。元先物取引会社勤務。現(株)エンスージアズム代表取締役。
自己紹介:トレーダー歴はトータルで約20年になります。
主戦場は為替。他にダウ先物・225先物・原油先物など。
現物株は高配当銘柄の長期投資中心。少しだけ新興市場のグロース株も。
Twitter:https://twitter.com/BakuKeisei

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