僕が株よりFXを短期トレードに選んだ理由

僕は資産運用を2つの方法からアプローチしています。
それは資金を投下してから回収するまでの時間軸によって分けていて、ひとつは短期、もうひとつは長期です。

時間軸を分けているのは、資金を短期で運用することと、長期で運用することには、それぞれメリットとデメリットがあるからです。

それらの特徴を詳しく説明することはここでは避けますが、もし僕が今、数億円や数十億円の資産を持っているとしたら、投資期間を長期のみで考えて、短期で回す手は捨てます。

なぜなら、巨額の資金を持っていれば、利回りが数パーセントの株式や債券を保有するだけで、毎年数百万円から数千万円の配当を受け取ることが出来るからです。
何もしなくてもこれだけの収益を得られるのに、わざわざリスクを背負って短期で積極運用する必要ないと言っていいでしょう。

資金が少ない人は、「短期トレードで利益を積み重ねる」以外に金持ちにはなれない

資金が少ない人は短期トレードで利益を積み重ねる以外に金持ちにはなれない

でも、残念ながら普通の人にそんなお金はありません。
少ない元手資金を年利数パーセントで長期運用しても、ほとんど増えません。
大金持ちの人たちのように、「配当収入だけで生活する」なんて夢のまた夢です。

なので、少ない投資資金しか持っていない人は、配当狙いではなく、マーケットの細かな値動きを利用し利ザヤを獲っていく短期トレード以外に、大きく資金を増やす方法はありません。

ところが、この「短期トレード」が尋常じゃなく難しいんです!

ほとんどの人が資金を増やそうとマーケットに参加し、ほとんどの人がマーケットに資金を奪われ撤退していくのが実情です。
中には全資金を失う人もいれば、場合によっては元金以上の負債を抱えてしまう人もいます。

かつて僕自身もそうでした。
30歳ぐらいの頃から、「短期トレードでお金を増やしたい」と考え、株を始めました。
でも実際には、多くの投資家と同じように、増やすどころか、大事なお金をマーケットに吸い取られていくばかりでした。

必死に働いて稼いだお金を株に投じ、あっという間失い、また頑張って働いて株を買い、またあっという間に失う…。
そんなことを何年も何年も繰り返しました。

「自分には投資は向いてない、もう諦めるべきじゃないか」と、弱気になったことも多々ありました。

そんな時に出会ったのがFXでした。
いや、正確に言うと、FX自体は日本で解禁された当初から知っていたんですが、企業業績などから将来の株価を予想する株に対して、単に上か下かを予想するFXは「なんか丁半博打っぽい」といった偏見があって、あえて遠ざけていたんです。

しかし、株でいくら頑張っても芽が出ないなら、「よりシンプルなFXを試してみるのも悪くはないか」と思い、取り組んでみることにしたんです。

株より値動きが素直なFX

株より値動きが素直なFX

FXを始めてみると、事前に聞いていたことではあるんですが、価格(レート)の動きが株に比べてスムーズというか、素直な印象を受けました。

株の場合は、企業業績という絶対的な物差しがあるので正当な価格形成がなされているものと思いがちですが、実際には、大手ファンドの仕掛け的な動きがあるなど、「人為的」な価格操作がされることも多く、なかなかチャートの基本通りに動いてはくれません。

また、「今日、どこかのファンドや大金持ちが、現金に替えたくて株を売ってくる」なんてプライベートな事情を、予想できるはずもありませんからね。
彼らが意図を持って株価を動かしているかどうかは別としても、大口投資家の売買で株価が大きく「動いてしまう」のはよくあることなんです。

一方、為替市場では1日約600兆円とも言われるほど大量のマネーが流通しているので、個人の思惑で人為的に価格を操作することなどほぼ不可能です。

その結果、チャートを勉強している人からみれば、株式市場よりも為替市場の方が、より値動きが自然なものに感じられるのだと思います。
このことは非常に重要で、株ではまったくどっちに動くか読めなかった値動きが、FXではより高い精度で先を読むことが可能になるんです。

FXは、ギャップアップとギャップダウンのリスクが少ない

FXは、ギャップアップとギャップダウンのリスクがない

もうひとつ、僕が株よりFXの方がトレードしやすいと感じている点は、「ギャップアップやギャップダウンのリスクがない」ところです。

どういうことかというと、株の場合は1日のうち、取引できる時間が決まられているので、今日の終値から翌日の始値の間に、どうしてもギャップが生じます。

具体的には、午後3時に株式市場が閉じられたあと、次の日の朝9時に再び開かれるまでに、ヨーロッパやアメリカの株価や為替の変動、あるいは要人発言などによって「世界経済の事情」は刻々と変化していきます。
なのに、この間に取引ができないわけですから、翌朝の寄付きでは、取引できずにた時間帯の「事情」を一気に折り込みにかかります。
その結果、前日の終値から株価が大きくギャップアップしたり、ギャップダウンして始まってしまうんです。

このような海外の経済事情も、先の「人為的な価格操作」同様、まったく予想することはできないので、投資する側にとっては不利な要素となります。

これに対して、「東京・ロンドン・ニューヨーク。彼らの手口とは?」で書いたように、為替市場は24時間取引することが可能なので、株式市場のようなギャップが(冬時間の1時間以外)生じません。

ということは、世界経済に影響を与える「何か」が起こった際に、FXではすぐに対処ができるので、株よりもリスクをひとつ減らすことにつながります。

FXなら少ない資金を効率良く回せる

FXなら少ない資金を効率良く回せる

さらにFXが株より有利なのは、レバレッジを効かせることが出来る点です。

FXをあまり知らない人の中には、元手資金の何倍もの金額を運用できるFXを危険だと考えている人もいるかと思います。
でも、これはまったくの誤解です。

レバレッジは、日本では最大25倍まで掛けることが可能ですが、これは強制ではなく、いくらレバレッジを掛けるかは本人が決めることなんです。
ですので、本人が安全に運用したいと思えば一切レバレッジを掛けず「元金だけ」で運用すればいいだけです。

レバレッジに関しては、「FXのレバレッジは本当に危険なのか?」により詳しく書いてますが、少ない元手資金で大きな取引ができるということは、見方を変えれば「リスクにさらす金額が少なくて済む」ということなんです。

それから、25倍までレバレッジが掛けられるからといって、フルにレバレッジを掛けるなんて正気の沙汰とは思えません。
僕の場合、掛けても10倍とか10倍ちょっとといったところです。

コンスタントに勝てないうちに、25倍ものレバレッジを掛けることはほとんど自殺行為です。

重要なのは、適度なレバレッジを掛けることで、リスクを管理しながら、かつ資金効率良く投資資金を運用することです。それが唯一可能なのがFXだと言えます。

株の短期トレードで勝てなかった僕がFXでは勝っている!

株で勝てなかった僕がFXでは勝っている!

✅ 以上のFXが株より有利な3つの要素

  1. 株よりFXの方が値動きが素直
  2. FXは、ギャップアップとギャップダウンのリスクが少ない
  3. FXなら少ない資金を効率良く回せる

このうち、特に「株よりFXの方が値動きが素直」なことが、株では負け続けだった僕がFXで勝てるようになった最大の理由です。

値動きが素直だということは、比較的教科書通りにレートが動いてくれるということです。
この事実は、チャートを真面目に勉強している人にとっては、この上なく有利に働きます。

FXを始めた当初、このことに気付いた僕は、

「これはチャートの動くパターンを徹底的に頭に入れさえすれば勝てるぞ!」

と、ひとり興奮したものでした。

その日から、来る日も来る日もチャートを見続けました。
1日最低14時間以上チャートを見ることを自分に課し、目が疲れて頭が痛くなろうが、毎日チャートと向き合い続けました。

その結果、チャートの動きの「クセ」が、ある程度理解できるようになったんです。
あらゆるチャートパターンを頭に叩き込み、どんなチャートパターンが現れても「これに近いものは過去に見たことがある」、そう思えるようになれば、FXというゲームを断然有利に戦うことが出来ます。

株で負け続けたあと、FXで勝ち続けている自分自身の経験から、短期トレードで資金を増やしたいと考えるなら、「株よりもFXの方が適している」と自信を持って言うことが出来ます。

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麦 恵成(バク ケイセイ)
名前:麦 恵成(バク ケイセイ)
生年月日:1970年11月8日
出身:兵庫県神戸市
職業:FXトレーダー兼ファイナンシャルプランナー。元先物取引会社勤務。現(株)エンスージアズム代表取締役。
自己紹介:トレーダー歴はトータルで約20年になります。
主戦場は為替。他にダウ先物・225先物・原油先物など。
現物株は高配当銘柄の長期投資中心。少しだけ新興市場のグロース株も。
Twitter:https://twitter.com/BakuKeisei

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