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勝つトレードとは、知識や技術よりもトレーダーがたどり着く「心の境地」

勝つトレードとは、知識や技術よりもトレーダーがたどり着く「心の境地」

先物取引会社に勤務していたころを含め、トータルで20年におよぶトレーダー人生を振り返ると、つくづくトレードとは「人間の心と心の勝負」だと痛感します。

マーケットに関する知識やトレード技術がいくら優れていようと、「心」が不安定だとまったく勝てないのが、トレードというものなんです。

昔、僕自身が、知識や技術では社内のどのトレーダーにも負けていなかったにもかかわらず、大した成績を残せなかったことが、なによりの証拠です(笑)。

逆に言えば、知識や技術が水準に達していなくても、心が常に落ち着いていて、どんな状況にあっても自分が決めたルールを確実に守ることができるトレーダーは、一定の成績を残す、そういう世界でもあります。

勝つトレードとは、知識や技術よりもトレーダーがたどり着く「心の境地」

勝つトレードとは、知識や技術よりもトレーダーがたどり着く「心の境地」

このサイトを立ち上げたのは、2017年の春のことですが、「FXトレーダーズマインド」というサイト名を付けた理由が、まさにこのページのテーマである、トレーダーの「心」の重要性について書いて行きたかったからなんです。

というのも、世の中のほとんどの「FXサイト」が、FXのごく表面的な事柄にしか触れていない、内容のないサイトばかりだからです。

彼らは、FXを単なる「アフィリエイトサイト」としか捉えてなく、実際にトレードもしていないので、「FXがどういうものなのか」ということが、まったく分かっていないのです。

実際にトレードをしていない人間に、「トレーダーの心理面」について書けるわけがないのは当然です。

でも、現実には、トレーダーにとって知識や技術の修養と同等もしくはそれ以上に重要なのが、トレーダー自身の「心」の状態を把握し、適切にコントロールする能力なんです。

FXに限らず、すべてのトレーダーは、自らの「心」の問題について関心を持ち、常に「自分自身と向き合う」姿勢が大切です。

このことを、FX初心者のみなさんに知ってもらいたかったので、長年のトレード経験がある僕自身が、トレーダーの心理面について書くべきだと考えたました。

FXトレーダーに求められる「心」の要素

FXトレーダーに求められる「心」の要素

トレーダーに必要な心理面の要素は多岐にわたりますが、列挙するとこんなところでしょう。

  1. 規律(自分で決めたルール)を絶対に守ること
  2. 自分は勝つ価値のあるトレーダーだと信じること
  3. 恐怖心をコントロールすること(恐怖心は判断力を妨げるから)
  4. 得意のチャートパターンが来るまでエントリーしないこと
  5. FXを確率のゲームとして捉えること
  6. 1日の最大損失額(損失率)を決め、それを必ず守ること

これらはすべて、トレーダーにとって必須の要素です。
では、順番に深掘りしていきましょう。

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1 規律(自分で決めたルール)を絶対に守ること

勝てるFXトレーダーになるためには、学ばなければいけない項目が数多くあります。

心理面についてだけでも、ここに挙げた6つの項目がありますし、それ以外にも、FXトレードに必須のチャート分析、金融市場、マクロ経済など、勉強すべき課題は山積みです。

それほどトレーダーという職業人に求められる条件がたくさんあるなかでも、僕がもっとも重要だと断言できるのが、この「規律(自分で決めたルール)を絶対に守ること」です。

詳しくは、「【FXの鉄の掟】それは自分が決めた規律を絶対に守ること」に書いたので、そちらもご覧いただければと思います。

とにかく、トレーダーが規律を守ることが出来なければ、どんなに優れた市場分析も、どんなに優れた戦略も、存在しないのと同じだからです。

でも、一見カンタンそうに思える「規律を守る」という行為が、自分のお金が激しく増減するトレードの現場では、とたんにハードルの高い難題に変わってしまうんです。

そこが、他人の資金を扱うファンドなどの「サラリーマントレーダー」と、自身のお金をリスクにさらしている「個人トレーダー」との大きな違いです。

現実に、負けトレーダーのトレードを観察していると、論理的な行動を感情に妨害されて、実行出来ずにいるケースが目立ちます。
それぐらい、「自らの決めたルールを守る」というのは、想像以上に難しいことなんです。

ただ、一方では、多くのトレーダーが感情に振り回されたトレードをしているのが現状なので、そんななか、もし、あなたが厳格に規律を守ることが出来るのなら、それだけで優位にFXを戦うことが可能であるとも言えます。

2 自分は勝つ価値のあるトレーダーだと信じること

自分は勝つ価値のあるトレーダーだと信じること」、そんな言葉自体、聞いたことのない人が多いと思います。
実際、このことについて触れている「FXサイトやFX指南本」は、まずありません。

なぜなら、このことに気付くには、長年のトレード経験と、実際に勝てるトレーダーになって初めて理解できる心理状態だからです。

広告収入や執筆料を目的とした、アフィリエイターやライターには、とうてい到達出来ない心理的領域です。

ではなぜ、「FXで勝つには、『自分は勝てるトレーダーだ!』と信じる必要がある」のか?

それは、自分に自信のないトレーダーは、自身の行為に不安を感じ、冷静で的確な判断が出来なくなるからです。
冷静で的確な判断が出来なくなると、論理的なトレードの実行が困難になります。

こういった心理状態は、初心者トレーダーや、まだコンスタントに勝てないでいるトレーダーに多く見られます。

一番の解決策は、「勝つこと」なのですが、それが出来ずに困っている現状では、多少、理不尽ではあるんですけど、「根拠のない自信」でいいので、とにかく自分自身に「自分は勝つ価値のあるトレーダーだ!」と言い聞かせることです。

人間の心理とは不思議なもので、繰り返し心の中で言い聞かせた言葉というのは、その人の心に染み付き、性格までも変えてしまうものです。

ぜひ、みなさんには、「自分は勝つ価値のあるトレーダーだ!」という強いマインドを持って、トレードに向かって欲しいと思います。

3 恐怖心をコントロールすること(恐怖心は判断力を妨げるから)

これは、本質的には2番の「自分は勝つ価値のあるトレーダーだと信じること」と同じです。
自信のなさが恐怖心を生み、恐怖心に支配された心は、トレーダーから判断力を奪います。

僕たち個人トレーダーは、大切な資金をリスクにさらしながらトレードをしています。
パソコンやスマホの画面に表示される「残高」が激しく増減する光景は、特に初心者レーダーにとっては怖いものです。

FXで勝てない大きな理由は恐怖心【論理的なトレードを妨げるから】」でも書いたように、僕の場合、初心者時代のトレードを振り返ると、ポジションサイズの大きさによって、トレード成績に差があったんです。

本来、チャートの論理に則ってのみ戦略を組み立てている以上、ポジションサイズは成績に関係ないはずなので、意外な結果でした。

原因は、僕の恐怖心に駆られた心が、論理的なレート以外の場所で、感情的に裁量(自己判断によるトレード)をしていたからです。

具体的に言うと、本当は「今、エントリーしないといけない」場面で、恐怖心からタイミングが遅れたり、あるいは「想定しているレートまで待って利益確定しないといけない」場面で、やはり恐怖心から早めに利確してしまったり、といった具合です。

このように、トレーダーの心に恐怖心が芽生えると、本来の論理的な判断が出来なくなり、当然の結果としてトレード成績に悪影響を与えます。

4 得意のチャートパターンが来るまでエントリーしないこと

これは、勝ち組トレーダーたちに共通する「原則」のようなものです。
FXのトレードには、チャート分析が欠かせないわけですが、毎日、朝から晩までチャートを眺めていると、一見するとランダムに思えるチャートの動きに、「いくつかのパターン」があることに気付きます。

そのパターンの中から、自分の感覚にフィットするものを見つけることが出来ると、それが「あなたの得意なチャートパターン」になります。

実際、僕にも「大好物」のチャートパターンがいくつかあって、「トレード日記」を見ていただけると、なんとなく伝わるかと思います。

そして、大切なのは「そのチャートパターンが出現したとき以外は、絶対にエントリーしない」ということです。
この原則を守るだけで、少なくともFXで負けることはなくなるはずです。

僕が以前書いた「プロトレーダーは単純作業を繰り返す」という記事では、プロトレーダーが「得意のチャートパターンが来るまでエントリーしないこと」という、いかにシンプルな原則のもとに、日々トレードを繰り返しているかをお伝えしました。
ぜひ、参考になさってください。

5 FXを確率のゲームとして捉えること

正直なところ、僕は為替レートの予想がヘタです。
というより、この先レートがどっちに動くかなんて分かりません。

なので、取ったポジションを損切りで終えることもしょっちゅうあります。
でも、「トレード日記」にあるように、1日のトータルでは、ほとんど負けることはありません。

なぜか?
それは、僕がFXは「単なる確率のゲーム」だと捉えているからです。

自分が行ったトレードのうち、勝ちトレードが何パーセントぐらいあって、負けトレードが何パーセントぐらいあるかが、事前に把握出来ています。
なので、仮にその日のトレードがロスカットから始まったとしても、ある程度のトレード数をこなせば、ほとんどの場合、損失額よりも利益額の方が大きくなります。
もちろん、たまには負ける日もありますけど、それもやはり想定済みのことです。

多くのFXトレーダー、特に初心者に見受けられるのが、FXを確率のゲームとは考えずに、その場の感情でエントリーやエグジットを繰り返していることです。
自分が普段、何パーセントの勝率があって、損失額をどれぐらいまで許容出来るのか、といったことを認識しないままFX市場に挑んでいます。

これはハッキリ言って、トレードではなくギャンブルです。
プロのトレードとは、すべての行動に根拠があって、それが厳格な規律のもとに実行されます。

ただの勘や、曖昧な予想、感情まかせのトレードは、今後いっさいやめるようにしてください。
そうすれば、必ず勝てるFXトレーダーに成長します。

6 1日の最大損失額(損失率)を決め、それを必ず守ること

上の5番でお話しした、「FXを確率のゲーム」として成立させるための最低条件が、この「1日の最大損失額(損失率)を決め、それを必ず守ること」です。

どのトレーダーにとっても、過去のトレードの結果から、勝ちトレードの確率と、勝ちトレードの平均獲得ピップスは決まっているわけですから、あとは、負けトレードの損失額(率)さえコントロールしてしまえば、理論的にはFXで勝つことが可能です。

ところが、それが分かっていながら、損切りが出来ずに負けトレードの損失額を膨らませてしまうトレーダーが多すぎます。
これをやってしまうと、「FXの確率のゲーム化」が成り立ちません。

僕があちこちで何度も言っているように、ロスカット(負けトレード)は、あなたのミスではありません。
それは、FXという確率のゲームに必ず自然発生するもなので、「無感情」に切り捨ててしまいましょう。

含み損のポジションは、キズが小さいうちに処理すればなんの問題もないものです。
しかし、想定の範囲内で処理をしなかった場合は、「FXでは1日の最大損失額を限定しないと必ずいつか死ぬ」でも書いたように、ただのボヤが大火災をひき起こし、ときにはトレーダーを破滅にさえ追い込みます。

プロトレーダーにとって、なにより大切なことは生き残ることです。
そのためにも、ロスカットは絶対に想定の範囲内で確実に行いましょう。
そうすれば、明日もあさっても、トレードを続けることが出来ます。

まとめ

以上のことが実行できると、自然と「コンスタントに勝てるトレーダー」になります。
同時に、心理状態としては、過去に書いた「正しいトレードとは勝っても楽しくないもの」や、「究極のマインドとは、勝ち負けすらどうでもいいと思える心境」といった、トレーダーとしてのある種の「心の境地」に達することが出来ます。

もっとも、そんな心理状態に達してさえ、マーケットの急変や単なる不運によって、平気で負けることもあるのがトレードという世界です。

でも、それは「FXというゲームにつきもの」な想定内の負けなので、損失額をコントロール出来ているトレーダーにとっては、まったく問題になりません。

ここまで、現役FXトレーダーとして、一般的なFXサイトやFX指南本とは、明確に違う観点からトレーダーに必要な心理的要素についてお話ししてきました。

いかがだったでしょう?
ここで取り上げたテーマが、もし、あなたのトレードにとって、新たな発見や示唆となれば、たいへん嬉しく思います。

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