「得意なカタチ」を待つことが出来ればもっと楽に勝てたのに…

2017年7月27日(木)

今朝、ドル円のチャートを開いた時、昨夜から急落していたドルの下げが一服し、いずれ上方転換しそうな雰囲気のチャート形状をしていました。

で、最初は「そのカタチになるまで待とう」「もし、そのカタチにならなければ今日はトレードしなくてもいい」、そんな思いでゆったりと構えていたんです。

ところが、チャートを見てると「獲れそうな場面」が、けっこうあったりするんですよね~。
やらないつもりでいても、確率の高いカタチを見ると、つい無条件に手が勝手に動いてしまうことが多々あります。

トレーダーの習性なんでしょう。
そういった「感覚」でもってエントリーした場合でも、おそらく50%以上の確率で勝てるようには思います。

ただし、サポートレジスタンスラインや移動平均線(MA)を、「レートが超えてくる」、あるいは「割ってくる」と勝手に決めつけてしまうのはハッキリ言って論外です。
しかし、その論外のことを今日はやってしまいました。
厳密に言うと、月に数回程度はやらかしてますが…。

こういう勝手な決めつけでエントリーすると、ほぼ確実にヤラれます。
下(↓)のドルの1分足チャートを見てください。

2017年7月27日ドルの1分足チャート

チャートに今日の主なトレードをプロットしています。
黄色い○印をつけた最初のエントリーの部分、ローソク足のすぐ上に黄色の75MAと緑の100MAが走っているのが分かります。

基本的なチャートの見方として、この2本のMAをレートが超えてくればさらに上に、超えられなければ再度下に行く、と判断するのが妥当な場面です。
なので、超えてくればロング。超えられなければショートが基本的な考え方です。

にもかかわらず、僕はこの時、勝手にレートが上に抜けると決めつけてロングをかけてしまいました。
まだ2本のMA下にいるのに、直前のローソク足の勢いにつられて、とっさにロングしてしまったんです。

結局、あわててエントリーしたポイントをてっぺんに、レートは急落。
あっけなくロスカットさせられました。

過去に何度も同じ失敗をしていながら、いまだにやってしまうんです…。

このあと、改めて75MAと100MAを超えてくる場面が現れます。
これこそが、僕が朝いちから待っていたカタチです。

最初からこのカタチになるまで待ってからトレードを始めれば、楽な一日になったんですけどね~。

2017年7月27日本日の収支は+14,393円

上昇トレンドが明確になってからは、ロスカット分の約マイナス1万円をカバーし、さらに1万4千円ほど利益を積み増すことができました。
それにしても、やっぱりトレードは待つことが大事ですね。

本日の収支は、+14,393円でした。

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名前:麦 恵成(バク ケイセイ)
生年月日:1970年11月8日
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職業:FXトレーダー兼ファイナンシャルプランナー。元先物取引会社勤務。現(株)エンスージアズム代表取締役。
自己紹介:トレーダー歴はトータルで約20年になります。
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